ぶーちゃ

PSPを中心にゲーム大好きな20代。今までプレイしたタイトルは300以上(だと思います) PSPは100本以上はプレイ済。1つのソフトを長くやるよりも広く浅くやるタイプです。好きなジャンルはローグライク。苦手なジャンルはアクションです。

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[私的感想]【ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密】心の変化を感じる作品。

個人的評価:A

この記事では、私の考えや思い出を主に語っていきます。

ネタバレも含むことが多いのでこれからプレイをしようと思っている人はご注意ください。

この記事の評価基準は個人の好みでつけているので評価が高かったら「あ、こういうのが好きなんだな」程度に受け取ってください。

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ぼくのなつやすみのボクくん
[レビュー&評価]【ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密】自由気ままになつやすみー!

2006年6月29日にソニーから発売されたアドベンチャー(?)ゲームです 小学3年生の「ボクくん」を操作して、夏休みの期間を田舎で過ごします PSで発売された「ぼくのなつやすみ」のリメイク版でイベント ...

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それではだらだらとお付き合いください。

このゲームをやると胸がチクリとする

ぼくのなつやすみのボクくん

出典:ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密|ソフトウェアカタログ

なんでもないような、どこにでもあるような田舎の風景を描いた今作。何をして31日間を過ごすかはプレイヤーに委ねられています。釣りをしたり、昆虫採集をしたり、悪ガキと仲良くなったり、いとこと遊んだり…

自由で気ままで楽しくて寂しいひと夏の思い出。退屈といえば退屈なんですが段々と楽しみ方のコツがわかってくるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

でも、たまに胸がチクッとする時があるんですよ。大きな魚を釣った時。雨上がりの虹を見た時。いとこと花火をしている時。撮った写真を現像してもらった時…

無邪気にはしゃぐボクくんを見ると、もう取り戻せない大切な何かを見せつけられているような感覚に陥ります。

変化を感じる

ぼくのなつやすみのボクくんがブランコに乗っている

出典:ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密|ソフトウェアカタログ

このゲームで感じたのは大人と子供の変化です。特に中学3年生の萌ちゃんは進学や失恋が重なりかなり傷心しています。好意のある人に振られた日はかなり精神的にまいってしまっていて、ついには進学しないとまで言い出します。朝ごはんの後両、親と軽い喧嘩をしてしまうのですが萌のセリフにハッとしました。うろ覚えですが書きますね。

「だって、私が悩んでいることなんて

お父さんたち大人の世界では

もうとっくに結論が出ていることばかりなんでしょ?」

いや〜。染みますねぇ。私が学生の頃、親に対して言いたかった気持ちは多分これなんだろうな〜って気付かされました。学校には行ったほうがいい。勉強は頑張ったほうがいい。友達はいたほうがいい。結婚はしたほうがいい。全部そうだよなって納得しつつも説明できないというか漠然と受け入れながら社会に溶け込んでいくものだと割り切っていくわけじゃないですか。

それは肌で感じて身につけていくものなので、子供には理解できない話なんですよね。それを当たり前だと説明されても納得できないのも当然だと思います。

それでも親っていうのは子供のため、無難で普遍的な道を示したがるものなんですかね。私は親でも親の気持ちが十分に理解できているわけでもないので想像でしかないですが。そんな気がします。

変化を感じる部分はたくさんありますが、操作キャラクターのボクくんは小学3年生。大人がプレイするだけで色々な気持ちを感じることができますよ。

心の場所

ぼくのなつやすみのボクくんと教頭先生

出典:ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密|ソフトウェアカタログ

「…人間って、ものすごく不器用な生き物だから

時々、自分の心が自分の体のどこにあるのか判らなくなっちゃうんだ

だから、遠くの山々に沈んでいくきれいな夕日を見たり

とっても不思議な色の蝶々を捕まえたりしたときに

心は静かにブルブル…って震えて…

僕はキミのここにいるよ!って教えてくれるの」

これはおばちゃんのセリフなんですがとっても良いですよね。

心が震えるって今思えば子供の頃は沢山合った気がするなぁ…ってしみじみ思います。初めてゲームを買ってもらったときもそうですし難しいゲームをクリアしたときも震えていたはずです。まあ、今でもそうなんですが。わら

でも子供のころの震えの方が大きかった気がします。今ではゲームの1、2本は気軽に買えますが子供の頃はそうはいきませんでしたし、強敵を倒すのだってネットが手軽に見れなかったので色々模索しながらやる必要がありました。今では時間やお金を意識して色々とやりくりしながらやらないといけませんが、子供の時みたいに同じマップで迷ったり、同じ敵に何度も負けても楽しかったあの時の無邪気さはかけがえのないものだったんだな〜と感じました。

最後に

ぼくのなつやすみのタイトル

出典:ぼくのなつやすみ ムシムシ博士とてっぺん山の秘密|ソフトウェアカタログ

大人になってからは色々なものを気にしながら生きていかなくてはならず、純粋に何かを楽しむことが難しくなってしまいますよね。田舎の風景を味わいながら無邪気に遊ぶボクくんを見ていると寂しい気持ちも懐かしい気持ちも溢れていきます。

ゲーム内には色々なイベントがあり、全てを見ようとすると大変ですが、人との会話は温かみを感じられるものが多く、どれを見ても温かい気持ちになります。

私は詩ちゃんと過ごすことが多かったので、エンディングでは思わず泣いてしまいました。

人の温かみや等身大の人生がものすごく上手に描かれていて、夏休みの間だけ来たボクくんの人生に絶対に色褪せない思い出を作ったと思います。もちろんプレイした人たちの心にも同様の気持ちが残っているはずです。

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