ぶーちゃ

PSPを中心にゲーム大好きな20代。今までプレイしたタイトルは300以上(だと思います) PSPは100本以上はプレイ済。1つのソフトを長くやるよりも広く浅くやるタイプです。好きなジャンルはローグライク。苦手なジャンルはアクションです。

RPG レビュー記事

[レビュー!]【勇者30】30秒にRPGを詰め込んだ欲張り作品!RPG以外の3つのモードも面白いです!

2009年5月28日
マーベラスエンターテイメントより発売されたRPG。

UUEさんという方がネットに公開していた
「三十秒勇者」という作品が元になっています。

30秒で世界を救うというキャッチコピーですが、実際は30秒では世界は救えません。

今回は【勇者30

紹介&レビュー記事です。
よろしければ最後までお付き合いください。

評価点

◆4つのモードで遊べる
◆戦略性が高い
◆戦闘が簡単で爽快
◆1ステージが短くてスキマ時間に遊べる
◆シナリオが王道で良い出来

不満点

◆【勇者30】過去ステージに挑むときが面倒
◆【勇者30】クリア毎にエンディングが流れる
◆【王女30】攻撃が非常に避けづらい
 

総合評価:A

↓私の感想はこちら↓

勇者30のボス戦
[感想や雑談]【勇者30】30秒では語れない濃密な爆速ゲー!

個人的評価:A こちらの記事は私の個人的な見解や偏見が含まれているので、予めご了承ください。 「評判は良いけど個人的に合わなかったな」 「評価低いけど意外と楽しめたぞ?」 って感じで世間の評価と個人の ...

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ストーリー

あらすじ

時は女神暦100年

1人の旅人と時の女神の契約によって
長い長い戦いの歴史が静かに動き出す

世界に残された時間は残り30秒−−−

説明書より引用

主な登場人物

勇者

今作の主人公。勇者30の操作キャラ。
元は放浪の旅をしていた青年だったが、国王によって勇者に仕立て上げられる。足の速さが取り柄。

女神

勇者30の時の女神と勇者

女の人が「時の女神」倒れている金髪の青年が「勇者」

出典:勇者30|ソフトウェアカタログ

時間を戻してくれる女神。対価はお金。
とにかくお金が大好きで、がめつい。

魔王

魔王30の使用キャラ。美少年でナルシスト。
内面外見含め綺麗なものが大好き。
勇者30では一時敵対したが、悪い人ではない。

王女

王女30の使用キャラ。箱入り娘。
基本的におしとやかだがボウガンを持つと豹変。
世間知らずな一面もあり天然な発言も多いが民を思う優しい心の持ち主。

騎士

騎士30の操作キャラ。馬鹿だけどがんばり屋。
騎士らしく従順。賢者を守るために敵に飛びかかったり体当たりしたりする。

賢者

騎士30に登場。
一帯の魔物を一掃する呪文を唱えることが出来る。
呪文を唱えるのには30秒必要。
その間を騎士に守ってもらう。

ゲームシステム

勇者30のボス出典:勇者30|ソフトウェアカタログ

「勇者30」「魔王30」「王女30」「騎士30」の4つのモードが搭載。全て制限時間が30秒という点で共通しているが、ゲームシステムは異なっている。

勇者30は女神歴100年、魔王30は女神暦200年というように、一応の順番が用意されている。攻略するのはどこからでも可能だがストーリーを知る意味では女神暦に沿って攻略することをおすすめする。

上記した4つのモードをクリアすることで
「勇者300」が解放される。

勇者300をクリアすると隠しステージとして
「勇者3」が解放される。

◆勇者30

超速RPG。女神暦100年

各地に生息する魔王たちが唱える
「30秒で世界を破滅させる呪文」
呪文の効果が発揮する前に、魔王を倒すことが目的。

戦闘はコマンドではなくぶつかって戦うアクション
ステージごとにレベルが1から始まる。
レベルも爆速で上がっていく。

制限時間は30秒しかないが、村などに置いてある 「時の女神像」にお金を収めることで残り時間を30秒まで戻すことが出来る。
村の中では時間が止まっているので安心。

お金は敵からドロップすることで入手可能な他、一部のイベントなどでも獲得可能。

お金とレベルは次のステージに持ち込むことが不可。
ただし、購入した装備は次回以降に引き継ぎ可能。

◆魔王30

超速シュミレーション。女神暦200年

大切なものを守るために、悪を討つ魔王の物語。
恋人のミレニアを朝日に浴びせないよう、30秒以内に敵を倒していく。

ボタンに対応した魔物を召喚させて戦う。
敵味方にはじゃんけんのような相性がある。
ステージに配置されている樽に触れることによって 時間を戻すことが出来る。料金は有り金全部。

魔王を中心に広がっている魔法陣で魔力の溜まり具合を確認することが出来る。たくさん溜まった状態で発動すると強力な魔物を召喚可能。

そのため、連続して召喚しようとすると戦力にならない雑魚を召喚することになる。
魔王が攻撃を受けてもやられることはないが、魔力の最大値が減少し強力な魔物を召喚できなくなる。
時間を戻せばもとに戻る。

◆王女30

超速シューティング。女神暦300年

父の病気を治すため外の世界へ薬を探しに出かける。
門限は30秒。

上下左右にボウガンで矢を放つ。
王女は兵士たちに担がれて移動している。
兵士たちは勢いに乗るほど早く移動できる。
悪路を走ったり敵と接触すると勢いが落ちてしまう。

道中に敷かれた赤いカーペットの上を走っている間、時間が少しずつ回復。もちろんその分お金もかかる

◆騎士30

勇者30の騎士30

ねる時間をおしんでアイテムをつくるぞ

出典:勇者30|ソフトウェアカタログ

超速アクション。女神暦500年

賢者が呪文を唱える30秒の間、賢者を守り抜く。

呪文が唱えられれば一帯の魔物を一掃できる。
騎士は半人前なので敵を倒すことが出来ない。

その代わり敵に体当りしたり、気絶した敵を投げ飛ばしたり、落ちているアイテムを投げつけて攻撃する。

賢者は非常に打たれ弱いので、4回しか攻撃を耐えることができない。

◆勇者300

悪の根源を討ち取るため、時間を超えた最終決戦。
時間を戻すことが出来ない点以外は、基本的なシステムは勇者30と同じ。

300秒というと何をやって良いのかわからなくなるが

残り240秒までに次の時空に移動しろ!
残り180秒までに次の時空に移動しろ!

という指示があるので
”小さなステージを連続でプレイする勇者30”の感覚でプレイできる。

◆勇者3

ストーリーとは関係ない、隠しステージ。
制限時間が3秒の点を除けば基本は勇者30と同じ。

時間が短すぎるので攻略をするにはある程度決まった手順を踏むことになる。今作1の高難易度。

評価点・不満点の解説

評価点

◆4つのモードで遊べる

「勇者30」「魔王30」「王女30」「騎士30」4つのモードは世界観や30秒の時間的制約という共通点を持ちながらも全く異なるゲームデザインをしています。

どの”30”もジャンルは違えどシンプルな操作でとっつきやすいので、4つのモードが入っていても、ごった煮のような感覚はほとんどないです。

ゲーム全体のボリュームはそこまでないので元々飽きにくいとは思いますが、モードが分かれているおかげで最後までダレずにプレイできました。

◆戦略性が高い

勇者30のレベルアップしたところ出典:勇者30|ソフトウェアカタログ

時間が30秒なので、行動にも制限がかかってきます。
例えば「勇者30」では
レベル上げ、装備を整えるための金策など、30秒の制限時間と女神様に収めるお金のバランスを考えながら行動をしなければならず、素早い行動と正確な判断が要求されることも多いです。

ただ、今作は非常にリトライが簡単なので何度かやっているうちに攻略法をつかめると思います。

そのバランスも含め丁度よい戦略性が感じました。

◆戦闘が簡単で爽快

どのモードでも操作は非常にシンプル。戦略的に正確な操作は要求されますがアクション的に緻密な操作は要求されません。

特に「勇者30」と「魔王30」の戦闘は簡単操作でも爽快でスカッとします。

「魔王30」は魔物を召喚して戦うシミュレーション。
敵も味方も入り乱れての白兵戦です。(遠距離もしますが雰囲気的に!)

戦闘音がポコポコ!って感じでなんとなくしょぼい感じなんですが、これがドットのグラフィックと相まって中々にハマっています。

敵がヒューンって感じで飛んでいくのが可愛いしなんか気持ちいいのでスカッとしました。

◆1ステージが短くてスキマ時間に遊べる

そのモードも基本の制限時間は30秒。
一回のプレイ時間は短いです。

ステージ選択型のシステムとも相まって、ちょろっとやりたいな〜って時に気軽に遊べます。

「王女30」は特に疾走感のあるモード。

シナリオも他のモードが縦に長いのに対し「王女30」は横に広いので少しずつ進めても楽しめると思います

◆シナリオが王道で良い出来

今作のシナリオは「勇者3」以外のモードの全てをクリアすることで、全貌が顕になります。

モードごとに女神暦の違う話、時間を超え同じ敵と戦う4人の勇者たちのお話になっています。

「騎士30」は女神がいなくなった世界を描く、ちょっとシリアスで荒廃的なお話。

もちろん軽いノリもふんだんに入っているし、結末に向かっていくシナリオが”最終決戦”を強く感じさせ気持ちの高ぶりを感じました。

伏線も張っていますし、回収しつつ進む最後の展開ではしっかりと胸が熱くなりました。

「敵対していたやつが味方になる」
「ピンチに仲間が駆けつけてくる」
などの王道的なポイントをしっかりと抑えているので、王道な展開が好きな人もハマると思います。

不満点

◆【勇者30】過去ステージに挑むときが面倒

勇者30の魔王を撃破したとき

出典:勇者30|ソフトウェアカタログ

過去のステージに挑む際には、そのステージ以前に獲得した装備しか使用できません。

そのステージ以降に獲得した装備を使用しようとすると装備が外れてしまうので、実質攻略不可。

そのステージで使える装備と使えない装備は一目でわかるように配慮はされていますが、その時点で使える装備の中で一番強いのはどれかはわからないので、装備を変更するのがものすごく手間でした。

◆【勇者30】クリア毎にエンディングが流れる

「勇者30」だけなのですがステージクリア後に毎回エンディングが挟まります。

エンディング自体は早送りできるので大した苦ではないのですが、40ステージ以上あるので結構煩わしい。

称号の収集とかやっている人は特に気になってしまうポイントかな〜って思います。

◆【王女30】攻撃が非常に避けづらい

「王女30」はシューティング系のモードですが、30秒しかない関係でスピードが非常に重要。

スピードを上げるには自機を進行方向の画面端まで持っていく必要があるのですが、そうすると飛び出てきた敵や悪路などに対応することが難しく、結果としてスピードを下げる要因になってしまいます。

一応危険なものがある時は、矢印で教えてくれるのですがその矢印を見てから反応しても避けきれない場面が多々ありました。

一度スピードを上げれば画面の中央に戻ってもスピードが下がることはないので、一回上げることができれば…という感じでした。

勇者30は移植している?

勇者30はPSP用に開発されたタイトルですが、他のプラットホームにも移植されています。

Steamにて
Half Minute Hero Bundle」という名前で発売。
こちらは1と2のセットで、980円と大変お買い得。もちろん日本語対応です。

Xbox Networkにて
HALF-MINUTE HERO -Super Mega Neo Climax-」という名前で発売されています。
こちらは1のみなのかな?
価格は1029円とちょっと割高。

こちらを買うのであれば
Steam版かPSP版を買ったほうが良さげです。

SwitchやPS4には移植していないようですね。
ちょっと残念!

PSP版なら中古で500円前後で買えると思うのでご検討してみてくださ〜い!

まとめ

勇者30のタイトル出典:勇者30|ソフトウェアカタログ

30秒で世界を救う超速RPG。
出落ち感の凄そうなタイトルですがゲーム内容はしっかりとしています。

4つのモードはそれぞれ違うジャンルで構成。
一粒で4度美味しい。

どれも簡単操作ながらに、しっかりとしたゲーム性をしているので満足度は高いと感じました。

グラフィックは粗い…
というよりピクセルの少ないドット絵。

もちろんこれは狙ったデザイン。懐かしいような新しいような感覚でとてもゲームと合っています。

周回的な要素はほとんどなく(称号ぐらい)
周回をする際は同じ手順を踏む”作業感”を感じるのであまり周回へのモチベーションが上がりません。

もともとのゲームのボリュームも相まって長く遊べるゲームではないですが、ゲームのツボを押さえたような作品なのでゲーム好きならきっと好きになる。そんな作品だと感じました。

ジャンル:RPG
発売日:2009年5月28日
対象年齢:A(全年齢対象)
発売元:マーベラスエンターテイメント
開発元:オーパススタジオ
値段(定価):4200円(税抜)

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