ぶーちゃ

PSPを中心にゲーム大好きな20代。今までプレイしたタイトルは300以上(だと思います) PSPは100本以上はプレイ済。1つのソフトを長くやるよりも広く浅くやるタイプです。好きなジャンルはローグライク。苦手なジャンルはアクションです。

アクション パズル レビュー記事

[レビュー!]【100万トンのバラバラ】爽快切断アクション! 雰囲気をもっと活かしてほしかった。

2010年2月18日発売にソニーから発売されたパズルアクションゲーム。
異国を感じる不思議なデザインと斬新なゲームシステムが魅力の作品。

今回は『100万トンのバラバラ

紹介&レビュー記事です。よろしければ最後までお付き合いください。

評価点

◆人によって攻略法が変わる
◆アクションが決まると爽快
◆絶妙な難易度設定
◆絵本のようなお話とデザイン

不満点

◆やる気モードの制御が難しい
◆多少消化不良なシナリオ
◆やりこみは多いが水増し感もある

総合評価:B
↓私の感想はこちら↓

100万トンのバラバラの説明書の裏
[感想や雑談]【100万トンのバラバラ】雰囲気最高の隠れた名作。

個人的評価:A こちらの記事は私の個人的な見解や偏見が含まれているので、予めご了承ください。 『このゲーム評判は良いけど個人的には合わなかったな…』 『評価低いけど意外と楽しめたぞ?』って感じで世間の ...

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ストーリー

あらすじ

文明が何度か入れ替わり 木々が覆い尽くした世界
やっと人々が静かに暮らし始めた世界の話

古の文明の発電施設を掘り起こした世界の人々は
そこに住み着き 小さな「町」を作りました

同じ頃

世界のいろんな所で「巨大戦艦」が突然動き始めたのです
戦艦たちは誰も乗っていないのに 空を勝手に飛び
地上にミサイルを落とし 暴れ回りました

ある日

戦艦の一つが人々の暮らす町にやってきました
強力な武器を持っていない町の人たちは
町を守るために戦艦に乗り込み戦ったのです
それから戦艦との戦いは途方もなく 長く続いたのでした

その戦いのなか 1人の子どもが戦艦の中から助け出されました
「ティトリ」と名付けられたその子は
町の人々によって育てられました

そして

ティトリが部隊の隊長になったところから
この物語は始まります

説明書より引用

主な登場人物

ティトリ

100万トンのバラバラの決めゼリフ出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

主人公。やってやるぜ!が口癖。
好戦的な性格で難しい戦艦でも果敢に攻める。
どんなときでも負けない強い心を持っていて楽観的ではないポジティブ。

トトネル

子供のティトリを救い出したお父さん的な存在。
現役を引退しており、今は輸送艦の操縦を担当している。
気が短くすぐに怒鳴るがティトリとは相性が良い様子。
腰を悪くしたときも町の修繕に手を貸したりするほど元気。

アスリ

途中から仲間になる異国の王女。
かなり前のめりな性格で行動力があるが猪突猛進で目的以外見えなくなるタイプ。

ただ、責任感も強いので身勝手というよりはちょっと頭の硬い人って感じです。

コジャ

アスリの弟。アスリとはあまり仲が良くない様子。
途中からトトネルに代わり輸送機の運転をしてくれる相棒。
ティトリとはなんとなく相性が良いようで、お互いに認めあってる感じ。

キーワード

戦艦

100万トンのバラバラのタイトル

左下にあるのが主人公たちが暮らしている街。右のでっかいのが戦艦。敵はとても大きいです。

出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

誰も乗っていないが勝手に動き回り地上に爆弾を投下してくるヤヴァイ奴。
戦艦の数は膨大にあるようで戦艦と人間の戦いは非常に長い期間続いている。

ゲームシステム

100万トンのバラバラのゲーム画面出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

「QIX」に代表される陣取りゲームに類義したゲームデザイン。

戦艦を縦横無尽に動き回り切断して戦艦の面積を小さくしていくのが目的。
◯ボタンを押し続けることで戦艦に切り込みを入れる、端から端まで切ることができれば面積の小さい方が落下する。

戦艦には敵がはびこっていて、敵に触れると残機が一つ減る。
敵の他にはアイテムが置いてあったり、囚われている人間に触れることで助けることができる。

敵を倒したり専用のアイテムを獲得し、やる気ゲージが貯れば△ボタンでやる気モードを発動可能。また残機を一つ消費して広範囲を爆破できるボムも使用できる。

戦艦には通常の切断では切れない硬い部分が存在する、硬い部分は”やる気モード”か”ボム”でのみ切断可能。

やる気モード&ボム

やる気モードに移行すると○ボタンを押さなくても切断してくれるうえ、切断時の移動速度が上昇する。
その他無敵状態にもなる。

ボムは残機を一つ消費して発動。
広範囲を吹き飛ばすことが可能、爆発の範囲に敵がいれば倒すこともできる。
残機は囚われた仲間を救出することで回復できる。最大で3つまで。
3つの残機が残っている状態で仲間を救出するとバルーンに乗って帰還するので残機にはならない。

戦艦上にはびこる敵には色々な種類が存在する。
近づくと追ってくるものや切断中だけ迫ってくる敵などなど。
単体でいる場合はどの敵も大した脅威ではないが、後半になるほどいやらしい配置になったり、敵の種類が入り乱れて対処が難しくなってきます。

モードの解説

ストーリーモードやチャレンジモードといったゲーム本編のモードの他に「じゅうみんひょう」「はかば」などのコレクション的な要素も用意されている。

ストーリーモード

100万トンのバラバラのアスリたちとの会話シーン出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

シナリオと戦艦切断を交互に繰り返して進行するモード。
全30ステージ。

チャレンジモード

全50ステージのモード。ストーリーモードは殆どが戦艦を落とすだけで良かったが、チャレンジモードは色々な条件が追加されている。

例えばピッタリ半分に切断しろ!とか敵を落としつつ戦艦はなるべく切断しないように気をつけろ!とか。

ストーリーで培ったノウハウや実力を発揮するのにはもってこいのモードです。

じゅうみんひょう&はかば

「じゅうみんひょう」は戦艦から救出した人のプロフィールを見ることができるモード。
ゲームには直接関係ないが名前や年齢の他に簡単な紹介が書かれているので読んでいて楽しい。

「はかば」は逆に救出できなかった人たちが記録されている。花を添えたり拝んだりできる。

ギャラリー

100万トンのバラバラのラフ絵とかを閲覧できる。
雰囲気抜群。

評価点・不満点の解説

評価点

◆人によって攻略法が変わる

100万トンのバラバラのゲーム画面出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

結果的に敵の戦艦を小さくすればクリアなので、少しずつ切っても一気に大きく切っても条件を達成できれば問題ない。

ですが制限時間が極端に短いステージや、特殊な条件が追加されているステージはその限りではなく、ある程度パターンが限られていきます。

ただ、複雑なステージほどその傾向が強いのでパターンを論理的に考えやすく、パズルらしい楽しさがありました。

◆アクションが決まると爽快

どんな大きさでも端から端まで切断すれば戦艦は分離される。

敵の裏を掻き、一気に半分近く切断できた時の爽快感は病みつきになります。

◆絶妙な難易度設定

難易度が結構高い、との意見をそこそこ見ました。確かに難しいステージもありました。
ステージごとに「イージー」「ノーマル」「ハード」「プロ」って4つの難易度が用意されていて、最初はイージーとノーマルしかないんですがノーマルでも攻略に息詰まることもありました。

ただ、理不尽なほど難しいステージはないので「やりごたえのある」難易度に収まっているのではないでしょうか。

◆絵本のようなお話とデザイン

100万トンのバラバラの説明書の裏

説明書の裏に書かれているイラスト。街で暮らしている猫。

ストーリーに関しては”薄い”とか”消化不良”って否定的な意見も結構あったんですが、同様にストーリーを評価している声もそこそこ見たので評価点に入れました。

デザインは独創的でかわいい印象。また、ストーリーに否定的な人もデザインは評価している場合が多かった。切り絵のようなイラストで体の輪郭はベアブリックっぽい。

確かに、ストーリー単体で見ると消化不良感は否めない。
しかし、世界観を語りすぎないのは絵本のような雰囲気を出すために必要だったような印象を受けました。

不満点

◆やる気モードの制御が難しい

ゲージを消費して発動するやる気モード。
硬い部分が切れるようになったり、切るときのスピードが格段に上昇するので切り札的奥義。

ただ、制御が難しく曲がることが困難だったり一度隙間などにハマると抜け出せなくなったりとイマイチ活躍しなかったです。

端から端まで一気に切り落とす時に活用したり、発動中は無敵なので攻撃が当たりそうになったら発動したり活躍させるためにはある程度の工夫が必要でした。

◆多少消化不良なシナリオ

100万トンのバラバラの仲間が囚われているところ出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

言ってることが真逆になりますが、シナリオの消化不良感は確かに気になる部分もあります。

世界観が独創的で興味を惹かれる分、わからないことがあると気になっちゃうんでしょうかね。
特に物語を通してずっと謎だったのは戦艦がどこから来るかって部分。

世界は広そうな感じなんですが、主人公たちの街しか描かれていないのでイマイチピンと来ません。

絵本として考えると丁度いい塩梅のストーリーなんですが、やるのは大人。
なのでもう少し解説や仮説を立てれるくらいの情報を落としてくれれば良かったのになと思いました。

クリア後に絵本のような感じで世界観の解説をしてくれるギャラリーのような機能があればもっと素敵なゲームになっていたと思います。

◆ボリュームの水増し感&もうちょっとなんかほしかった

100万トンのバラバラの会話シーン出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

ステージ数はストーリーとチャレンジ合わせて80。
そこそこあるんですが、値段を鑑みるにもう少しあっても良かったのかなと思います。

補完なのかわかりませんが難易度が4段階から選べるようになっていて、それが実質的なボリュームとして扱われている印象を受けました。

イラストが可愛くて世界観が独創的なので、さっきも言いましたが絵本調の解説とか、後はちょっとしたミニゲームなんかもあったら楽しかったと思います。

まとめ

100万トンのバラバラのタイトル出典:100万トンのバラバラ|ソフトウェアカタログ

世界観、キャラクター、イラスト。どれもが独創的で魅力に溢れています。
操作性が悪い部分もあるがゲーム性も独特で世界観に上手に絡めていました。

ゲームクリア後があっさりとした印象、もう少し世界観を堪能できるような機能がほしかったところです。

ゲームとしては少しコンパクト。少しずつ遊ぶぐらいなら丁度良いかもしれないがガッツリ遊ぶとボリュームの少なさが目につく。
難易度違いで2周目をプレイしようにも内容の変化はそこまでないので、飽きてしまう。

縦にも横にももう少し広がりがあれば、もっと評価の違ったゲームになっていたと思います。

ジャンル:アクションパズル
発売日:2010年2月18日
対象年齢:A(全年齢対象)
発売元:ソニー
開発元:アクワイヤ
値段(定価):4,743円

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