ぶーちゃ

東京生まれ東京育ち、近所の公園に来ていたおでん屋さんのおでんで育つ。小学4年の頃に母がPSPを家に持ってきたのがPSPとの馴れ初め(照) 初めて触れたソフトは『モンスターハンターポータブル2nd』 好きなジャンルはローグライク。 苦手なジャンルは3Dアクション。 アイコンはお家のカメ様。 よろしこ。

ADV レビュー記事

【レビュー】『アドベンチャープレイヤー』

出典:ファミ通.com

2005年6月30日にフロム・ソフトウェアから発売されたアドベンチャーゲームツール。

PCで作ったゲームを公開したりダウンロードして遊ぶことが出来るゲーム、というよりツール。

今回は『アドベンチャープレイヤー
紹介&レビューです。最後まで、ごゆるりと。

システム

ゲームの概要

ジャンルはアドベンチャーゲームツールとなっているが制作はPCで行う。PCで制作したソフトを読み込むためのツール。といった方がしっくり来るかもしれない。
フロム・ソフトウェアのサイトから制作用のツールを2つダウンロードすることで制作が可能になる。

作れるのはADVゲームのみ。自分で作ったゲームを公開したり他の人が作ったゲームをダウンロードして遊ぶことが出来る。ADVゲームなので容量が少なくロードが短いのと容量の少ないメモリーカードでもたくさんダウンロード出来るのがポイント。

…だったのだが、フロム・ソフトウェアのサイトリニューアルに伴い今作のページも消失し、ゲームのダウンロードが不可能。

なので、ゲーム制作ツールとしては完全に機能停止している。そういった使い方を期待して買うと哀しくなるので注意。

内蔵ゲーム3本

じゃあ買う意味ないじゃん!ってなるが、元々ゲームが3本入っているので全く無いわけではない。全体的にボリュームが少ないが、面白いのも内蔵されている。

今記事はその3本のレビューを中心に書いていく。

内蔵ゲーム一覧

1,怪奇圏
2,Echo Night #1
3,ハコノナカ

【怪奇圏】

アドベンチャープレイヤーの怪奇圏のゲーム画面

出典:ファミ通.com

短編が3本収録されている。ホラー。
途中で1度ある選択肢によってエンディングが変化する。
どれも5〜10分くらいで終わる、これと言った特徴のないホラー。

ホラーでは定番なのかもしれないが、なんでおばけが居たかとかなんでこんなことが起こったとか、理由も理屈も何も解説されないので、もやもやしたまま終わる。
脅かし演出はあるので怖さは多少あるが、かさ増し感は否めない。BGMは怖い。

【Echo Night #1】

アドベンチャープレイヤーEcho Night #1出典:ファミ通.com

あらすじ
1911年。アメリカ。客船オルフェウス号は旅立ちの日を迎えた。僅かな招待客と新しい船員を載せ輝かしい航海になるはずだった。

主人公は船員の一人。夜の見回りを終え部屋で休んでいると誰かが扉をノックした。
入ってきたのは『』 影は主人公にお願いをする。想いの欠片を探してほしいと…

 

探索メインのアドベンチャー。カーソルを動かし気になるところを調べていきます。
逆転裁判の探索パートとか脱出ゲームとかをイメージしていただければばば。

想いの欠片は影がやり残した未練の一部。取得することで何があったかを知ることが出来ます。

例えば、喧嘩をする場面だったり。カジノで散財する場面だったり。

その場面からまた新たな欠片や情報を入手し、影たちの思いを果たすことで成仏させることが目標。

エンディングは2つ用意されています、1つはシリーズの関連性を明確にする内容ってだけなのでシリーズを知っている人以外はあんまし意味のないエンディングです。
分岐させるのはメチャクチャ簡単なので見る分には困りませんが。

全体的に暗い雰囲気が漂い、寂しい印象を受けます。
』は『亡霊』と言い換えても良いです。おばけです。

ですが、怖さがないのが面白いところ。宇宙に放り出されたような寂しさがあるだけ。

ボリュームもちょうどよく5時間くらい?ノーヒントなのでわかりにくいところも多いですが面白かったです。

ちなみに。
PlayStationで発売された『Echo Night』の続編らしい。私はEcho Night未プレイなので比較は出来ませんが世界観的にはEcho Nightの2年前の出来事だそうです。

【ハコノナカ】

アドベンチャープレイヤーのハコノナカのゲーム画面出典:ファミ通.com

あらすじ

主人公は配達人。一通の手紙を持ち古びた館の前に立っている。
この手紙は何度も出されたが未だに届けられていない。

館のベルを押すと誘われるように扉が開く。足を踏み入れた主人公はなぜ手紙が届かないのか館の中で知ることになる…

 

Echo Night #1と同じような進め方をするがこちらのほうがゲーム性を突き詰めたような内容になっている。

Echo Night #1が【調べる】【話す】【場所移動】【使う】のコマンドが主だったのに対しこちらは【移動】→【進む】【下がる】【右を向く】【左を向く】【後ろを向く】のような一つの行動に対し複数の細かい動作が可能になっている。

ストーリーなどは薄いが謎解きなどの要素はこちらのほうが濃くなっている。

ただ、複雑にするほど弊害も生まれる。

今作はほとんどノーヒントといっていい。なのでアイテムの使用方法がわからないことが多いので総当りになることもあるのだが、選択肢が多すぎて時間がかかる。
そして今作は道具をなかなかユニークな使い方をする時があるので、閃きがないと行き詰まることがある。幸いネットに攻略サイトがあるので救いの手段はあるが。

そしてセーブがノーヒント。何を言っているかわからないと思うが(ry

セーブは玄関に入って正面扉の横にある電話の受話器の部分を【取る】か【使う】かすれば出来るのですがなかなか気づきにくい。

そんでいきなりGAMEOVERになります。
具体的にいきなり死ぬポイントは複数あるのですが、まず右の部屋に入ったら死にます。

何をすればいいのかわからない×すぐ死ぬ×セーブに気づきにくい

の3コンボでゴリゴリやる気を削がれますが、その分正解を見つけた時の嬉しさは最高です。

感想&レビュー

全体的に少ないボリューム

3本のアドベンチャーが入っていますが全てやっても15〜20時間位でクリアできます。
通常のアドベンチャーゲームと比べても少ないです。

ですが違う系統のものが3本入っているので体感はもう少し長く感じます。まあ、それでも短いんですが。
やり込むような内容でもないですし、周回するものでもない。一度しか遊ぶ楽しさがないのが残念ですが元々サンプル的な作品ですし、しょうがないですね。

操作性がPSPとあっていない

怪談の作品はノベルゲーム寄りで話を聞くことがメインなので関係ないですが、残りの2作品『Echo Night #1』と『ハコノナカ』は操作がしにくい。

アナログスティックか十字キーで矢印を動かし、気になるところをタッチ。
そうやって探索していくのですが、判定が厳しい時がちらほら。
何もない壁の決められた一部分でしか入手できない鍵とか、棚の真ん中を調べないといけないイベントとかとか。

十字キーで細かく調べるのがそもそも難しいですし、判定が小さいと勘で当てづらい。
DSとかのタッチパネルがあったりマウスのような細かく操作するのが簡単なコントローラーがあればもっと楽しめたと思いますが。
PSPのボタンだけのコントローラーとアドベンチャーは相性が悪いです。

買う目的はあまり無いが安いのでトントン?

ボリュームがないのでたくさん遊べないですし、そもそも本来の目的が完全におじゃんになっているので『オワコン』に。

内蔵ゲームのために買うのはもったいない気もしますが大体どのお店でも500円以下で買えるので見かけたら買ってみてもいいかも?

まとめ

喜ぶお団子ちゃん

本来はゲームを制作したり制作したソフトをダウンロードして遊ぶことが出来るツールであったが現在はその役割を果たせずにいる。

買う目的は内臓のゲーム3本をプレイするためですが、ボリュームが少ないですし操作性もよろしくない。だがとても安いので見かけたら購入してみても良いかもしれない。

内蔵ゲームの中で特に『Echo Night #1』がおすすめなのでシリーズ経験者や暗くて物寂しい雰囲気のゲームが好きな方はやってみてくださいね。

ジャンル:アドベンチャーゲームツール
発売日:2005年6月30日
対象年齢:A(全年齢対象)
発売元:フロム・ソフトウェア
開発元:フロム・ソフトウェア

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