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『アナタヲユルサナイ』

アナタヲユルサナイのタイトル

出典:アナタヲユルサナイ|ソフトウェアカタログ

2007年11月15日にマーベラスより発売したアドベンチャーゲーム。

弟切草』や『かまいたちの夜』などを手掛けたゲームデザイナー『麻野一哉さん』がシニアプロデューサーとして関わっています。
アドベンチャーゲームを縦に持たせるのも斬新で、色々な視点から注目できる作品。

今回は『アナタヲユルサナイ
紹介&レビューです。最後まで、ごゆるりと。

ストーリー

アナタヲユルサナイの木崎ユウジ

 

父の経営する『竹内探偵事務所』に勤務する『理々子』
同じ職場に勤務する夫の『草薙学』も探偵、お互い忙しい身の中ですれ違う日々が続く。

ある日、突然に草薙から好きな人ができたから別れようと言われる。ショックを受ける理々子に追い打ちをかけるように父も行方を眩ませてしまった。

父の捜索を続けていたある日、探偵の仕事で出会った人から父の名を聞いた。
草薙からも連絡があり、実は好きな人がいるのは嘘だと告げられる。

父の行方は?草薙の真意は?
理々子はまた、元の日々を取り戻せるのか__

 

 

出典:アナタヲユルサナイ|ソフトウェアカタログ

キーワード

草薙理々子

主人公。夫は同社に勤める草薙学サバサバした見た目をしている女性。
普段は竹内の姓を名乗っている。
意外と傷つきやすいがそれでも進む芯の強さがある。
感情で動きやすく、合理的な草薙との喧嘩が耐えない。

竹内武雄

理々子の父。なんとなくゆったりした雰囲気。
昔は敏腕刑事だったらしいが過去のことは決して語ろうとはしない。
突如として行方を眩ませる。

木崎ユウジ

竹内探偵事務所に勤める男性。オカマ。
理々子の良き理解者であり仕事のパートナー。
理々子もユウジのことを厚く信頼している。

鈴木信義

とある依頼で知り合った謎の多い人物。
表向きは弁護士だが裏の顔も持つ。
竹内武雄が警察時代にお世話になったらしく武雄の過去を知る。
なんだかんだでいい人。情報をくれたり手伝ったりしてくれる。

竹内探偵事務所

廃幼稚園を改装して作った事務所。
2階が竹内家の自宅で1階が事務所。

遊具などは残っており理々子が子供の頃はブランコをして武雄の仕事が終わるのを待っていた。

システム

アナタヲユルサナイの神谷静香

 

 

ノベル主体のアドベンチャーゲーム。PSPを縦にして持つのが特徴。
たびたび尾行や捜査などのミニゲームが挟まる。

シナリオを読みすすめるのはRボタンだけで出来るので楽だがミニゲームやその他の操作のときはアナログスティックなどを使うので多少辛い。

一度聞いた会話は飛ばすことが可能、セーブ・ロードもいつでも出来る。
クリア後は章ごとに選択できるようになるのでエンディング回収も容易いです。

 

出典:アナタヲユルサナイ|ソフトウェアカタログ

感想&レビュー

徐々に明かされる真実

物語の大筋は武雄の行方にあり。武雄の行方を捜索しながら、探偵としても依頼をこなす。
ハードな生活ですが、理々子は事務所の存続のために踏ん張ります。

そんなある日に鈴木信義と出会う。そこから物語が大きく動いていく。
徐々に露わになる武雄の過去。そして段々と事の大きさ、足取りがわかっていきます。

展開の広げ方がとても素晴らしく、やっと掴めた情報を手繰り寄せる理々子の気持ちがズシズシと伝わってきました。

エンディングは悪く言えば陳腐ですが、胸がキュッとなる終わり方です。

片手持ちができれば操作性はよい

アナタヲユルサナイの尾行のシーン

 

 

私は手が大きいので片手でPSPを覆うように持てます。
物語を読みすすめるのに使うボタンは『R
覆うように持てば人差し指で押せるのでコーヒーのみながら出来ます。

手が小さい人は両手で持つことになりますが、普通ゲームは両手で持つからカンケーナイネ!

アナログスティックを使用するときの操作性が悪かったですが、縦持ちも悪くないです。

 

出典:アナタヲユルサナイ|ソフトウェアカタログ

 

アナタヲユルサナイ

この言葉に似たセリフがゲーム内で出るのですがゲーム内の言葉とゲームタイトルの『アナタヲユルサナイ』は全く意味が違うと感じます。
ネタバレになるので言えませんが。
ゲーム内のは『恨み』『怒り
タイトルは『愛情』です。
多分ね。

テテテテーテッテテッテテー

FFの敵倒したときに流れるやつです。ファンファーレ?
なんで言ったのかっていうと、今作の音楽は『植松伸夫さん』がプロデュースしてます。『植松伸夫さん』はFFシリーズを担当する作曲家。

今作は『YVONNE』さんがボーカルを務める豪華な曲もあり、ゲーム内の雰囲気にぴったりでした。

人を選ぶホラー要素

アナタヲユルサナイの幽霊

 

今作なんと幽霊が出ます。
物語に割と関わるのでそういったファンタジーな要素は人を選ぶと思う、ただでしゃばって来るわけではないので1つの謎として考えておくぐらいで良いと思います。

 

 

出典:アナタヲユルサナイ|ソフトウェアカタログ

 

 

 

まとめ

これと言って欠点はないがものすごく推せる要素もない。素晴らしい作品。
ボリュームが少ない分アドベンチャーが好きな人には物語の起伏が足りないかもしれないがシナリオの完成度は高かった。

クリア後の収集はあまりないので1度クリアしたあとは2周3周とやる意義は薄いかもしれないが、とても満足できる1周を歩める作品でした。

ジャンル:アドベンチャー
発売日:2007年11月15日
対象年齢:C(15才以上対象)
発売元:AQインタラクティブ(マーベラス)
開発元:キャビア ツェナネットワーク

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