ぶーちゃ

東京生まれ東京育ち、近所の公園によく来ていたおでん屋さんのおでんで育つ。小学4年の頃に母がPSPを家に持ってきたのがPSPとの馴れ初め(照)初めて触れたソフトは『モンスターハンターポータブル2nd』好きなジャンルはローグライク。苦手なジャンルは3Dアクション。アイコンはお家のカメ様。よろしこ。

RPG レビュー記事

【レビュー】『ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険』

ポポロクロイスのタイトル

出典:ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険|ソフトウェアカタログ

元はPSで発売されていた『ポポロクロイス物語』『ポポロクロイス物語Ⅱ』をリメイクした作品。その間を繋ぐ『闇の獅子王編』を新たに加えた1本で3度美味しい作品になっている。

シナリオもイラストもBGMも素晴らしく、総合した雰囲気も魅力に溢れています。

今回は『ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
紹介&レビューです。最後まで、ごゆるりと。

ストーリー

あらすじ

ポポロクロイスの氷の魔王

出典:ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険|ソフトウェアカタログ

今から10年前のこと、ポポロクロイスを氷の魔王が襲いました。
雪と氷にさらされ、圧倒的な力の前に皆が戦いを諦めかけたとき、1匹の竜が現れたのです。
竜と魔王の戦いは幾日もかけ繰り広げられ最後は魔王が倒されました。
しかし、魔王の魂が闇に落ちる直前疲れ果てた竜を引きずり込んでしまったのです。

それから月日は経ち今日は王子の10歳の誕生日。
城では盛大なパーティが開かれています。たくさんの人が王子に祝の言葉を届けました。

けれども王子はどこか寂しそうでした…

キーワード

ピエトロ王子

国王の一人息子。
母はピエトロを産んですぐに亡くなったと聞かされる。
母がいないのをひどく寂しがっている。

ポポロクロイス

ピエトロ王子の父が治める国。
城下町には宿屋や学校などがあり、賑わいを見せる。
城下町の人とピエトロは仲がよく、近所の子供のように接してくれる。

氷の魔王

10年前にポポロクロイスを突如として襲った張本人。
四天王を携えており、強大な力を持つ。
現在は闇の世界に封印されている。

ナルシア

森に住む魔女。
ちょっとしたことからピエトロを助けることになる。
ヒロイン。優しい。がんこで気の強い一面も。

システム

基本的にはオーソドックスなRPG。戦闘や移動はシームレスに行われる。

戦闘

ポポロクロイスの戦闘画面

出典:ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険|ソフトウェアカタログ

ランダムエンカウント式。バトルはSRPG。
フィールドがそのままバトルフィールドに移行される、その関係上木や岩などの障害物があった場合フィールドもその分狭くなる。

ピエトロは剣、ナルシアは杖といったように各々装備や使える技が異なる。

進み方

基本的にはよくある『おつかい』です。
人に依頼され何かをとりに、お願いをしにどこどこに向かう。
マップのグラフィックがきれいなことと、魔法でエンカウントをなくせる(ポケモンで言うスプレー系の効果みたいな)ので移動時のストレスはほとんどないです。
同じところを通ることになっても魔法がありますしね。

感想&レビュー

絵本のようなイラストと指人形のようなキャラ

ポポロクロイスのガミガミ魔王とナルシア

出典:ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険|ソフトウェアカタログ

温かみのあるイラスト、指でつまめそうな小さなキャラクター。
全体的に絵本のようなテイストでこれに惹かれてプレイした方も多いのでは。

ボイスもありますが、ガッツリしゃべるわけではなく掛け声ぐらい。いい味出しています。

指人形のようなキャラが絵本のようなステージを動くだけでも可愛いので、歩くだけでも楽しかったりします。

シームレスな戦闘とフィールド移動

フィールドから街への移動やエンカウントした際に戦闘に入るときなどはシームレスに行われます。

これにより広大なマップを歩いてる感じがあり冒険している気分を味わえました。
ダンジョン内などは毎回画面が切り替わる方式ですが戦闘はどこでもシームレス。多少重い時がありますが戦闘のテンポは自体は悪くないと思います。

重いがかっこいいエフェクト

技を使用した際に発生するエフェクトはどれもかっこいいよかった。
派手な分、表示の前に遅延が発生する時が多かったのが気になったがトレードオフなのだとしたらエフェクトをとったのは良いと思います。
RPGは戦闘が単調になりやすいですから、ポポロクロイスは技のレパートリーが多くないので一つ一つの技にこだわりを感じました。

愛を唄うシナリオ

ポポロクロイスのセリフ

出典:ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険|ソフトウェアカタログ

ポポロクロイスとはイタリア語の『ポポロ(人々)』フランス語の『クロワ(交差)』からなる造語。様々な種族や考え方を持った登場人物が登場する今作を体現しています。

今作のシナリオは愛が中心になっていると感じました。親子の愛、種族を超えた愛。
この2つを軸にしていると思います。母とピエトロの愛や、ナルシアとピエトロの愛。
作中に登場するロボットも作った人の愛が感じられます。
優しい気持ちにしてくれるシナリオ、ボリュームは少ないですが『絵本』と考えたら丁度いい気もします。

元は漫画だった

原作になったのは朝日小学生新聞で連載していた田森庸介さんの漫画『ポポロクロイス物語』です。私は読んでいませんが…

ストーリーこそ違うものの世界観などは同じなようで、漫画からゲームに移った人もたくさんいそうですね。
総じてグラフィックが評価されることが多いのは原作の世界観を表現しているからだとも思います。

PSより少なくなった起伏

ポポロクロイスのピエトロ達

出典:ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険|ソフトウェアカタログ

起伏はシナリオ面での意味です。削除されたイベントなどが結構あるようなので当時プレイしていた人がやると違和感を覚えるかもしれません。私は子供の頃に母がやっているのを横で見ていた記憶があります。はっきりとは覚えていないですが確かにあれ?って思ったりもしました。こんなシーンってあったっけ?このキャラのイベントあった気がするんだけどな…みたいな。
ですが、1つのゲームとして見たときのシナリオは決して悪いものではないので悪しからず。

脳汁が溢れるBGM

子供の頃の記憶なのであまり鮮明には覚えていなかったんですが、BGMは結構覚えてました。鼻歌できるぐらい。

(個人的に)今作でも屈指のBGMがスタート地点のお城で流れるんですがあわわわわって脳汁が溢れ出てきました。
民族?ケルト音楽って言えば良いんですかね。
BGMの出来は言うまでもなく素晴らしいんですが、イベントごとに差し込むタイミングなども最高でした。

まとめ

基本的な要素は王道を抑えており、グラフィックなどで個性を勝ち取った。
BGMの出来も素晴らしく、差し込むタイミングもパーペキ。

どの要素からも丁寧に作られたことが伺える、進行に関わるバグはあるが。

心温まるシナリオとグラフィックとBGM。
今までのポポロクロイスの集大成というよりか、今までのシナリオを上手につないだ1つの作品。その違和感はなく、マップ移動だけではなくシナリオもシームレスでした。

ボリュームのなさはむしろ良いように働いたと思います、絵本のような素敵な作品でした。

ジャンル:RPG
発売日:2005年2月10日
対象年齢:A(全年齢対象)
発売元:ソニー
開発元:ジーアーティスツ(現epics)

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