ぶーちゃ

PSPを中心にゲーム大好きな20代。今までプレイしたタイトルは300以上(だと思います) PSPは100本以上はプレイ済。1つのソフトを長くやるよりも広く浅くやるタイプです。好きなジャンルはローグライク。苦手なジャンルはアクションです。

SRPG アクション レビュー記事

[レビュー!]【戦場のヴァルキュリア2】評価の高い戦闘システムとキャラクターが魅力 の作品

BLITZ(ブリッツ)という名の独自の戦闘システムと
Canvas(キャンバス)という水彩画風のタッチで描かれる
様々なゲームショウを受賞した『戦場のヴァルキュリア』シリーズの2作品目。

1作目のハードがPS3なのに対し
2作目はPSPで発売されました。

容量などの問題で様々な箇所を削りながらも独自のBLITZの戦闘システムの楽しさやゲームとしての面白さを受け継いだ作品です。

1作目のキャラが登場したり、ストーリーに関連が見られたりなどシリーズファンにも嬉しい今作。
今回は【戦場のヴァルキュリア2

紹介&レビュー記事です。よろしければ最後までお付き合いください。

評価点

◆個性溢れるキャラ
◆サブイベントが充実している
◆戦略性の高い戦闘
◆豊富な兵種

不満点

◆シナリオが軽い
◆V2の存在
◆一部の兵種が強ずぎる
◆単位と素材システム

総合評価:B
↓私の感想はこちら↓

戦場のヴァルキュリア2の集合写真
[感想や雑談]【戦場のヴァルキュリア2】ヒロインとのイベントを見るだけでも価値ある作品

個人的評価:A こちらの記事は私の個人的な見解や偏見が含まれているので、予めご了承ください。 「評判は良いけど個人的に合わなかったな」 「評価低いけど意外と楽しめたぞ?」 って感じで世間の評価と個人の ...

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ストーリー

あらすじ

戦場のヴァルキュリア2の集合写真

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

征歴1935年

帝国と連邦。
2つの大国が大陸の覇権をめぐり戦争をしていました。

その2つの間にある小国『ガリア公国』
エネルギー資源であるラグナイト鉱石の産出国であるこの国を手中に収めようとする帝国はガリアへの侵略を開始。
大きな損害を受けながらも義勇軍の活躍によって帝国を退ける。

それから2年後、1937年
ガリア公国の新大公に即位した『コーデリア』が自身はダルクス人だと公表した。
誠意のある発表に国民の大半は支持したが、一部の『反ダルクス派』の貴族たちが武装蜂起。
後に反乱軍と呼ばれるこの組織は南部ガリアを中心に勢力を拡大していた。

時を同じくして1937年

メルフェア市に住むアバン・ハーデンスのもとに『ランシール王立士官学校』の先生が訪ねる。
兄の通っている学校の先生がやってきたことに最初は喜んでいたが先生の口から放たれたのは『尊敬する兄の死』
なぜ死んだのか?その疑問は軍事、国防上の機密扱いなので伝えることができないという。
突如として伝えられた兄の死に納得することができないアバン。
自分の目で真相を確かめるべくランシール王立士官学校の入学を決心する。

補足事項
ダルクス人とはガリア内で差別を受けている民族です。

ダルクス人は邪法の力で世界を焼き払った、そのダルクス人から人々を救ったのがヴァルキュリア人だと言う伝承があります。
ただ、多くの人々はこれを架空の物語と認識しておりヴァルキュリア人は伝説上の存在に過ぎないと認識しています。
しかし、世界を焼き払おうとしたダルクス人というレッテルは何年も剥がれることはなく偏見と軽蔑の対象になっていました。

コーデリアの家系はヴァルキュリアの末裔だと言われていたのでダルクス人であると公言したのは様々な意見が飛び交うことでしょう。
しかし、このような背景があるにも関わらず公言したことが誠意があると見方をされ大半の国民に支持される結果となったのではないでしょうか。

主な登場人物

アバン

今作の主人公。まっすぐで裏表のない性格。
負けず嫌い。

兄のことを心から慕っており、兄の言葉を書き記したメモ帳をいつも持ち歩いている。
どんな人ともで別け隔てなく接し、人のことに一生懸命。まさに主人公。

ゼリ

アバンと同時に入学したダルクス人の青年。
冷静沈着だがアバンと同じくらいの負けず嫌い。

ダルクス人への偏見をなくしたいと心から願っている。

コゼッタ

アバン・ゼリと同時に入学した女の子。
ヒロイン。支援兵希望。

アホ毛が可愛い。この子も結構負けず嫌い。

上記の3人が中心となって物語は進行する。

舞台

ガリア公国

帝国と連邦の間に位置する小国。
規模は小さいが、貴重な資源であるラグナイト鉱石の産出国であるために帝国から狙われている。

ランシール王立士官学校

アバンたちが通う学校。
学生だが、戦時中のため要請がかかれば戦地に向かう。
前作の主人公ウェルキンとアリシアが営むお店もあります。

ゲームシステム

戦闘パート

戦場のヴァルキュリア2の戦闘画面

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

戦闘はBLITZという独自のシステムを採用。

戦略+TPSと言ったところでしょうか。
2つのパートに分かれて進行していきます。

まずは「コマンドパート」

戦場を俯瞰(ふかん)視点で見下ろし操作する味方を決定
増援や特殊な指示などもこのモードで行います

次に「アクションパート」

選択した兵士を実際に動かし索敵や攻撃を仕掛ける
アクションパートで見つけた敵はマップに表示される

行動回数に制限がある
行動回数は部隊で共用
みんなで少しずつ進軍するのもいいし
同じキャラを何度も動かすことも可能

攻撃は銃を使うことはもちろん、グレネードを投げたり
兵種によっては回復や土のうの修理などが可能です

学園パート

戦闘時以外は学園パートを進行

学園では装備の購入をしたり
トレーニングで強化することが出来る

また生徒ごとのサブイベントも用意されており、学園らしい一幕を見ることも出来る
その他ストーリーの大筋として学園祭や模擬戦大会なども開催される

1からの変更点

味方のロストがなくなった

前作では一部のキャラが戦死すると”ロスト”になり消えてしまう仕様でしたが、今作ではそれを廃止。

戦闘不能になったキャラは”入院”という扱いになり、期日まで使えないデメリットがありますがそこまで痛いものでもなくなりました。

Canvasの廃止

前作で好評だった水彩画風で描かれる独特なグラフィック「Canvas」の廃止

一応雰囲気は寄せようとしているのは伝わるが大きな魅力だったために残念なポイントです。

評価点・不満点の解説

評価点

◆個性溢れるキャラ

戦場のヴァルキュリア2の会話シーン

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

喧嘩っ早いが根は優しい番長
弟思いの姉
生徒をクズ呼ばわりする先生
などなど

良くも悪くも個性が目立つキャラクターがたくさんいる。
ネットでは賛否両論分かれる点ではあったが下記するサブイベントと合わせて今作の魅力の1つとさせてもらった。

◆サブイベントが充実している

アバンたちが所属するG組のメンバー全員にサブイベントが用意されている。

どれもそのキャラクターの”人となり”を知ることができ、キャラクターの魅力を深くしてくれます。

ただ、サブイベントの内容がメインシナリオに影響しないのが残念。

◆戦略性の高い戦闘

戦場のヴァルキュリア2の戦術画面

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

前作に比べかなり難易度が低下
しかし、ぬるくなったわけではなく、程よくなっています

難易度のイージーに関しては(下記するV2が出現するまで)ゴリ押しでも通せますが、ある程度の戦略が必要です。

◆豊富な兵種

戦場のヴァルキュリア2のステータス画面

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

5兵種35種類の兵種から選べる
その中から実質使用するのは20種類程度だがそれでも選択の幅はかなり広い。

一部の強い兵種が使用できるようになったら部隊が偏りがちになるが、様々な兵種を利用して攻略してみるのも楽しい。

不満点

◆シナリオが軽い

”戦争”という重いテーマを扱っているが内容がかなりあっさりとしている。

学園の要素と時代背景の絡め方は上手だと感じたが
生徒たちに焦点を合わせすぎてしまっている

ヴァルキュリア人やダルクス人など
人種による差別の問題や

元はアバンも戦争に巻き込まれた市民側の人間なので
その気持ちのあり方

人造ヴァルキュリア人問題

などなど
物語を深く出来る要素はたくさんあったが
どれもおざなりになってしまっている

結果として
”学園が舞台の戦場のヴァルキュリア”というより

”戦場のヴァルキュリアに学園要素を入れただけ”
のような印象になってしまいました。

◆V2の存在

敵専用の兵種V2

ヘッドショット軽減、盾持ち、長距離攻撃可能、戦車にも歩兵にも強い。

強いというよりズルいと感じました。

弱体化する方法もありますが、結構手間ですし弱体化してもそこそこ強いです。

低下した難易度の調整だとしたら雑すぎますし、中ボス的な立ち位置だとしても出現しすぎです。

設定上強いのはわかりますがもう少し調節をしたほうが良かったんじゃないかな〜と思います。

◆一部の兵種が強ずぎる

戦場のヴァルキュリア2の戦車カスタマイズ画面

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

・狙撃兵
・剣甲兵
・強襲兵

この3つが極端に強いです

兵種がたくさんある以上多少の強弱や汎用性の差が出るのは仕方ないですが、この3つは極端に使いやすく、そして強いです。

ただ、ほかの兵種が使えないか?と言われればそうでもないため
手応えを感じながらプレイしたい人はこの3つを避けて攻略することをおすすめします。

◆単位と素材システム

ステージクリア後に”単位”と”素材”が手に入ります。

単位は兵種の変更
素材は新たな装備の開発に必要

どちらも個別に付与され、全員分用意する場合でもそこまでの数は必要ないんですが、獲得できるかは完全にランダム。
何回もやり直すことも多く、かなり苦戦しました。

戦場のヴァルキュリア2はリメイクしている?

戦場のヴァルキュリア2のリメイクは出ていないですね。

gamerというサイトのインタビュー記事に記載がありましたが

最新のハードに移植するとなると物足りなさが多く
色々と調整しなきゃならないのですぐには出来ないそうです

ただ、これは2016年に書かれた記事
5年経った今ならそろそろあるかも?

まとめ

戦場のヴァルキュリア2のタイトル

出典:戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校|ソフトウェアカタログ

前作の作風からは打って変わった学園物の戦場のヴァルキュリア。

キャラクターの魅力は強いものの、シナリオの軽さが目立ちました。

戦闘などのシステムは前作から引き続き高評価。
特色でもあったCanvaは削除されてしまいましたが、作画が悪くなったわけではないです。

V2が強すぎることや一部の兵種が極端に強いことなど、バランス調節が不足している部分はありますが概ね高評価を得ています。

ジャンル:アクション
発売日:2010年1月21日
対象年齢:B(12才以上)
発売元:SEGA
開発元:SEGA
値段(定価):6,090円

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